2019年最新一番美味しい「のり弁」はどれだ!コンビニ各社の「のり弁当」を比較しレビューしてみた!

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*2019年4月20日一部記事修正

犬より猫派のアキトです。こんにちわ!
今回は意外と好評を頂いた、コンビニ弁当の代表格「のり弁当」についての続編記事を書いていきたいと思います。前回の記事は以下のリンクからアクセスしてみてください。

一番美味しいのり弁はどれだ!コンビニ各社の「のり弁当」を比較しレビューしてみた!
コンビニ各社の「のり弁当」を実際に食べて私の主観で評価しレビューした記事です。

コンビニ弁当は3ヶ月に一回以上のペースでマイナーチェンジを繰り返しており、調べていくとコンビニ各社でおかずや味が改良されているという奥の深いジャンルになっています。

そして今回の記事ではコンビニ弁当をこよなく愛し、コンビニに弁当に詳しい友人も一緒に食べ比べてレビューをしておりますので、内容の濃い記事になっていると思います。
今回比較するコンビニ各社は前回同様にセブンイレブンファミリーマートローソンの3社です。

以前の記事から1年が経ちましたが、その間に各社ののり弁が大幅なマイナーチェンジをしている事がよくわかりました。詳しくはこれからレビューしていきたいと思います。

以前の記事と同様に「コスパ」「味」「ボリューム」「カロリー」の4つをそれぞれ5段階評価していきたいと思います。そして評価の基準は前回に引き続き、私と友人の完全なのであしからず。

セブンイレブン「おかかたっぷり海苔弁当(麦飯)」

価格・大きさ・カロリー

セブンイレブンの「おかかたっぷり海苔弁当(麦飯)」のスペックは以下の通りです。

 

スペック

◎価格:369円(税込398円)
◎カロリー:713kcal
◎大きさ:横22cm×縦15.5cm
◎あたため時間:500W 1分40秒

おかずの種類

セブンイレブンの「のり弁」の具材は5種類あり「白身魚フライ」「ちくわの磯部揚げ」「コロッケ」「唐揚げ」「たくあん」です。おかずの種類は以前紹介した頃と変わりありません。
前回レビューした頃から味や質に変化があったのか、一つ一つのおかずをレビューしていきたいと思います。

●白身魚フライ

白身魚自体はフワフワしており、風味はやや弱めでした。また、他社と比較して身は薄いように感じました。衣が厚く食べごたえはあるものの、油を吸ってしまい上品に切り分けて食べるというよりかは飯とかき込む印象です。

タルタルソースは先にかかっているタイプで、温めたときにとろけるよう粘度高めの為、常温食は難しそうです。少し塩味が効いた白身魚との相性もよかったです。

●ちくわの磯部揚げ

大きさはちくわが縦半分に切られ小さめ。使われているちくわが一般的なものと比べ、やや固めでしっかりとした食感です。味は青海苔の風味が弱く、「磯辺揚げ」という感じはしませんでした。

●コロッケ

冷凍ものに近い食感で少しチープな感じです。味や変更点としては、ジャガイモの甘さがしっかりと出ており、まばらながらそぼろ入り(前回からの変更点)になっていました。また、甘みの強いタレがかかっています。芋の甘さと相まってかなり好き嫌い分かれる味だと思います。正直あまり好みではありません。。。

●唐揚げ

コロッケと同様に第一印象としては衣が薄めの冷凍食品のから揚げ。しかし肉質のしっかりとしたもも肉を使用しており、濃い目の味付けでご飯との相性は良好です。大きさも前回と比較してややグレードアップしている様に感じました。前回のレビューではおまけ程度と評価しましたが今回はおかずとして通用するレベルだと思います!

●たくあん

一般的な黄色いたくあんです。彩りに赤く着色されたおかか(?)のようなものが入っています。その他細かく刻んだ海藻入り。おまけで付いてきたおかずという印象。あってもなくても良い。

のりご飯

切れ目のない海苔の下におかかと醤油のトッピングがされています。そのため箸を入れると、のりが引っ張られて、ご飯から剥がれてしまうのが残念。切れ目を入れたり、分割してごはんに乗せるなどの配慮をしてもらえると嬉しい。

醤油は色つけ程度でおかかもあまりかかっていないので、ご飯のみで食べるのは難しいです。量はやや多めですがおかずとの比率のバランスはよくどちらかが余ってしまうということは無いと思います。

また、セブンイレブン独自の工夫としてご飯が麦飯になっており、プチプチとした食感が大変美味しかったです(前回からの変更点)。

「おかかたっぷり海苔弁当(麦飯)」評価

 

評 価

  コスパ:★★★★☆
  味付け:★★☆☆☆
ボリューム:★★★★☆
   カロリー:★★★☆☆
   得  点:65

全体を通してみるとバランスよく細かな配慮が感じられるお弁当でした。一見すると箱の中にところ狭しと置かれたおかずですが、どれも箸で取りやすいよう隙間があり一品一品口に運べるようなっています。

また、たくあんのスペースのパーティションが高くなっており、平たいお弁当を持ち帰ったときに有りがちな「寄り弁」が発生しにくくなっている所は高評価です。(上記写真を参照)ご飯とおかずの量の比率も、食べ進めて行った感じでは1:1で丁度よく感じました。

しかし、一方で全体の味付けが濃く、かつ油っこいものとなっているためボリューミーというよりは胃にもたれる印象です。おかず一品一品のクオリティもあまり高くなく、とにかくお腹に溜まればよしというような部分が残念。

彩りもたくあんのみでバランスをとっているため、全体的に茶色い印象です。ただ、400円以内にこれを納めているのは他社と比較しても特筆すべき点だと思います。例えば、プライベートブランドで出されているお茶が100円であるため飲み物込みで500円以内にできる点は高評価です。

前回レビューした時よりおかずの質や味がグレードアップしている様に感じられ、価格の割にそれなりの品質を確保されており、かなり企業努力をされたのがわかるのり弁でした。

余談ですがセブンオリジナルの「アールグレイ無糖」などは油っこいこの弁当との相性バツグンだと個人的に思います。とにかく今日のお昼は安く仕上げたい!!という方にはオススメのお弁当ですね。

ファミリーマート「明太海苔弁当」

価格・大きさ・カロリー

ファミリーマートの「明太海苔弁当」のスペックは以下の通りです。

 

スペック

◎価格:399円(税込430円)
◎カロリー:739kcal
◎大きさ:横22cm×縦15.5cm
◎あたため時間:500W 2分

おかずの種類

ファミリーマートの「のり弁」の具材も5種類あり「白身魚フライ」「ちくわの磯部揚げ」「コロッケ」「きんぴられんこん」「桜大根」です。おかずの数は以前紹介した頃と変わりありませんが、「焼きそば」がいなくなりました。

前回の記事で、焼きそばを酷評したから、無くなったのかな。。。それは自意識過剰ですね。多分、多くのユーザーからも要らないとクレームがファミリーマートに入ったのかもしれません。

焼きそばの件は置いておいて、それぞれのおかずについてレビューしていきたいと思います。

●白身魚フライ

デカい!!白身魚の味付けは薄めで、魚の旨味とタルタルソースの味で食べさせる一品。衣は薄めで白身魚がふっくらとしていて美味。油こさは控えめで魚本来の味を感じられます。タルタルソースと白身魚、衣のバランスも良い。タルタルソースが先にかかっているタイプで、セブンのものと比較するとソースの量は多め。大きめの身に驚かされます。3社の中では最もおいしいと感じる白身魚フライでした!

●ちくわの磯部揚げ

半分に切られた小さめのちくわで柔らかさがあるが厚み薄い為、油っぽさを感じてしまう。ボソボソとしており下味やタレも無いため単品でご飯を食べるのは難しいく、衣がややはがれていりチープさが際立ってしまっている。

●コロッケ

冷凍食品のようなじゃが芋のみのコロッケ。食感は油っこくベッチャリとした感じ。タレがかかっており甘めの味付けでかぼちゃの煮付けに似た印象です。

後味がコンソメのような風味で他社と比べると味に深みがあるが、食べた後で舌の上に嫌な油っぽさが残る。ご飯との相性は悪く、ただお腹を膨らませるだけの存在となっています。

●きんぴられんこん

レンコンの他、糸こんにゃくが多く入っている。レンコンのシャキシャキ感は箸休めとしては良いと感じた。しかし、揚げ物の下に敷いてあり、油を吸うように配置されていることからベチャベチャとして味は最悪。油を吸った糸こんにゃくは和風料理のいいところを全て吹き飛ばす破壊力です。。。

前回の焼きそばの後釜として入っているようですが、正直要らない。きんぴらレンコンをなくして他のおかずのコストに回した方が正直良いと感じるほどに不要でした。

●桜大根

普通の漬物。他のおかずが濃い味付けのため塩味は弱めに感じるが、彩りとしては良い。

のりご飯

縦長の海苔3枚の下におかかフレークをトッピング、海苔の上には少量の明太子が添えられておりご飯との相性は抜群。この明太子が良いアクセントになっており、味に変化を持たせられる。残念なことに明太子の量は少なめのため、ご飯単品だけで食べるには難しいがそれでも他社と比較して大きな違いだと感じます。

また、のりが3枚に分かれているのが良い。箸が通りやすく食べやすい。きんぴらレンコンを無くして明太子の量を増やして欲しい。そう思うぐらいのりご飯と明太子の相性の良さに感激しました。

「明太海苔弁当」の評価

 

評 価

  コスパ:★★☆☆☆
  味付け:★★★☆☆
ボリューム:★★★★☆
   カロリー:★☆☆☆☆
   得  点:60点

全体の評価は正直低いです。味としては濃すぎず薄すぎずで油っこさも海苔弁当としては抑えられているのですが、肝心のご飯が進むおかずが白身魚のフライのみというのが残念です。その為、ご飯とおかずの比率としてはややご飯が多くバランスが悪くなってしまっている印象です。

彩りとしても桜大根のピンクが映えるようになっていますが、全体的に茶色い印象。また、容器もパーティションがフラットになっており、寄り弁発生率高めになっています(上記写真参照)。

しかし、他社と比較して白身魚フライの出来は一番です。衣が薄く白身魚の旨味をしっかりと感じられるため、ご飯との相性はバツグン!!明太ご飯と相まって非常に美味しいです。

もし懐に余裕が有るのであれば、おかずにチキン系のものが無いので、ごはんが進むホットスナックを足すのが個人的にいいかと思います。

特に焼き鳥は絶品ですよ!!白身魚フライは美味しいので、値段を抑えてご飯とフライだけで勝負してほしいなあと思う一品でした。

ローソン「これがのり弁当」

価格・大きさ・カロリー

ローソンの「これがのり弁当」のスペックは以下の通りです。

 

スペック

◎価格:389円(税込420円)
◎カロリー:771kcal
◎大きさ:横19cm×縦14cm
◎あたため時間:500W 1分45秒

おかずの種類

ローソンの「のり弁」の具材は6種類あり「白身魚フライ」「ちくわの磯部揚げ」「玉子焼」「唐揚げ」「きんぴらごぼう」「たくあん」です。おかずの種類は他社と比較して一番多く、以前より「玉子焼」と「唐揚げ」の2種類が増えました。

また、前回同様タルタルソースは別に小分けパックとなっているほか、新たに醤油も個別のパックでついてきます。

どうしたローソン!!ボリュームでも勝負してきたのかっ!!!これは他社を意識してのおかずの増量なのか、これがのり弁だっ!と商品名にもうたっているからには、かなり強気に攻めてきたのでしょう。

このおかず増量が吉と出るか凶と出るのか、前回のレビューでは高評価を付けさせてもらったので、今回も期待してレビューをしていきたいと思います。

●白身魚フライ

しっとりとした食感、白身魚の味もしっかりと感じられ美味です。衣も薄く、油っぽさもない。タルタルソースはキューピーの小分けパックで別になっており、量を自分で調整できる点も良い。味も間違いなし、ご飯との相性もバッチリ!!ローソンの白身魚フライにかける情熱を強く感じます。

●ちくわの磯部揚げ

衣も薄く油っこさは感じれられず、食感もフワフワで柔らかい。しかし、味付けは甘めのタレのみとなっており、ちくわの味はほぼ無く、あおさの香りもあまりしない。付属している醤油をかけると丁度よく感じます。

●玉子焼き

し甘めの味付けで少し固め。彩りとしては良いが、食感がスポンジを食べているような感じであまり美味しい玉子焼きとは言えない。この玉子焼きは商品改良の余地がありそうです。

●唐揚げ

衣が薄く柔らかくてジューシー。かなり濃い目の下味でご飯進む味付け。大きさは一口大だがインパクト抜群!!からあげは新しく追加して大正解と言い切れるおかずでした。

●きんぴらごぼう

ゴボウ太めで食感、存在感共に○。箸休めとしてかなりいい出来。人参も多く入っており彩りとしても良い。味付けも良く油っぽさもなく、縁の下の力持ち的なポジションとして、完成度の高いきんぴらです。

●たくあん

見た目はセブンのものと同じ。味は濃すぎるように感じます。

のりご飯

縦長の海苔3枚の下に、おかか、昆布が乗せてあるご飯。ほんのりと甘じょっぱい味付けでおかずとの食べ合わせは非常に良好。食べやすさの点においても海苔が3枚に切られており好印象です。

また、別に付属した醤油のパックを使うことで、濃さを調整しながらご飯だけでも食べることができる点も良いと感じます。この自分好みの味付けで単品食いもできるというハイブリッド感(?)が大きな特長だと思いました。

3社の中でも特にご飯についてはバランスが取れており、高いクオリティだと思います。

「これがのり弁当」の評価

 

評 価

  コスパ:★★★★☆
  味付け:★★★★★
ボリューム:★★★★★
   カロリー:★★☆☆☆
   得  点:90点

名前に偽りなしのこれぞ海苔弁当という仕上がりでした。まず第一印象として、小さめの容器にいっぱいのご飯、おかずが上に乗っているという王道ののり弁スタイルを貫いている所が高評価です。

また濃い目のおかずでご飯をかき込むというコンセプトもしっかりと踏襲しており、いわゆるのり弁を食いてぇ!!という欲を十二分に満たしてくれます。また、他社と比較して温め時間が最も丁度よく感じられました。

蓋を外したときに立ち上る蒸気、おかずのホクホク感がベストの状態で味わうことができました。中身に前回からの変更点は見られませんでしたが、容器に工夫がされており、蓋の角が内側に入り込むような形でより開けやすくなりました。(上記写真参照)

カラーリングにも目に見えた変更があり、黒を基調に内面が赤く高級感ある見た目にバージョンアップしています。彩りとしても、揚げ物の茶色、たくあんと玉子焼きの黄色、きんぴらのオレンジ、容器の赤と小さな容器の中に出来る限りの色彩を持たせてあり素晴らしい出来です。

ただ、値段は前回と比較して420円と20円の値上がり。飲み物など入れると500円からやや足が出てしまうところは残念です。しかし、その値上がりを感じさせない高いクオリティとバランスでマイナスイメージはほぼありません。

もし何か足すのであればサラダやお漬物ですが、これ単品でも充分に戦えるでしょう。一つののり弁当の完成形と言えるのではないでしょうか。オススメです!!

総 評

 

総合順位

第1位 ローソン      90点
第2位 セブンイレブン   65点
第3位 ファミリーマート  60点

結果として今回もローソンがダントツの一位でした。決してローソンをひいきしている訳ではなく食べ比べた結果、ローソンが一歩抜きん出ていたという事です。しかしそれぞれ個性がありこれからの競争も非常に楽しみに感じられました。

各社の特長を一言で表すなら 

☆セブンイレブン 「経験からなせる総合力」 

☆ファミマ    「白身魚に秘められた爆発力」 

☆ローソン    「のり弁愛を感じる探求力」

といったところでしょうか。

セブンイレブンには今までの経験からなせる容器の工夫や、他商品とのシナジーを狙った値段設定が魅力で、一つのコンビニの中でその日に合わせたボリューム感を自身で作り出せる総合力が素晴らしいと思います。 

ファミリーマートは今回あまり高い評価をしておりませんが、明太子と白身魚フライの美味しさは一番だと感じます。王道のり弁当スタイルに路線変更するのか、幕の内的に他の具材のクオリティを上げていくのか、これからの爆発に多いに期待が持てます。

ローソンはまさしく王道にして頂点といった、オールドスタイルののり弁当。コンセプトを絞りながらも各具材に妥協をしない姿勢はまさしく現状トップと言わざるを得ません。課題としては、ガッツリ食べたい時に他に足せる商品が上がらないといったところでしょうか。

それは逆に一つの弁当として完成されているという証拠でもあるためワンランク上の悩みなのかもしれません。

コンビニ弁当は日々変化していきます。原価の高騰、他商品との兼合い、その他様々な要因があるかと思いますが、どこでも買えるという手軽さはお弁当屋さんに無い魅力です。これからも度々ウォッチしていきたいですね!!Loveのり弁!!

The person who wrote this article

アキト
アキト
初めましてアキトです。10年間ヲタクの世界に入り、モテるとは無縁の日常をすごしていました。そんな私も一念発起してモテる男になるために自分磨きを行い、今では人並みに恋人もできる様になりました。そんな経験を私と同じ様に悩んでる男性の役に立てばとこのブログを立ち上げました。

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